ソフトボールエクスプローラ

ルールと解説

ソフトボールエクスプローラ管理人@3種審判員だったりするわけですが、いまだ試合前になると?な点がいっぱい出てきます。
ここではなるべくわかりやすく、理解しやすいものを作成していきます。
当サイトでは男子・女子・学生・ファストピッチ・スローピッチの各ジャンルを設けていますが読み替える部分があるかもしれません。
また違っていた場合、私自身も勉強中なのでこっそり教えて下さいね。

1 競技場の諸条件

野球より塁間がコンパクトでよりスピーディな守備が求められるソフトボール
18.44mの野球投球距離に対し、男子14.02m 女子13.11mとかなり手前から迫ってきます。
下手投げながらもファストピッチでは風車のように回転し、変化してくる。
投球動作の強烈な推進力によりピッチャーズサークル半径2.44m手前まで踏み出せば打者側からは2mさらに手前から投げ込んできます。
威力のあるストレート・緩急のあるチェンジアップ・交わすライズ・ドロップ・・・あの大きな・重いボールをどう打ってくれよう!

塁間 投球距離 ダイヤモンド(内野)の諸線

ダイヤモンド(内野)の諸線

塁間距離 男子18.29m 女子18.29m 小学生16.76m
投球距離 男子14.02m 女子13.11m 小学生10.67m
※中学生・高校生女子、レディース・エルダー・エルデスト・ハイシニア12.19m

ソフトボールならでは!なルールと技術

ダブルベース

ソフトボールの試合では、打者走者と一塁手の交錯を防ぐため、ダブルベースが採用。
ベースは白色とオレンジ色に分けられた一体構成になっており、 オレンジ色の部分はファール地域に設定。
また守備側のプレイヤーは白色ベースを使用する。
打者走者が最初に1塁に触れるときは、 オレンジベースに触塁しなければなりません。
一塁を走り抜けた後は、白色ベースに帰塁すること。

テンポラリーランナー

テンポラリーランナーとは、試合のスピードアップを図るためにできたルール
捕手がレガースやプロテクタ・マスク・保守用ヘルメットを装着するのに時間がかかるため ツーアウトであれば攻撃側チームが
そのまま【捕手が走者】or【テンポラリーランナーに交代】が選択ができる。
テンポラリーランナーを使用するときは、塁上の走者以外の選手で、打順が最後に回ってくる者を テンポラリーランナーとする。
※テンポラリーランナーに間違った選手が出た場合には、正しい選手と交代させる【ペナルティは無し】
※攻撃終了し、守備時に再び捕手が戻る場合は通告不要である。

タイブレーカー

ソフトボールは7回まで
7回終了時点で同点の場合は、勝敗を決めるためにタイブレーカーというルール方式になる。
8回表からは前のイニングで最後にアウトになった打者選手を二塁走者として、 無死二塁の設定下で、攻撃を開始するというもの。
8回裏も同様に行い、勝敗が決まるまで続けます。
またタイブレーカーでの二塁走者には代走を起用することも可能。
王道は無死二塁を生かしてバントで進塁させ、一死三塁からの攻撃でしょうかね。
点を取らないと敗戦してしまうのは通常時と変わらないが、その度合いがより一層
高まり緊張感を生みだす。

リエントリー(再出場)

先発メンバーは、一旦ベンチへ退いても一度だけ試合に再出場することができる。
しかし再出場を果たすには自分の元の打順を受け継いだ選手と交代することが条件となります。
再出場違反するとその選手と監督は退場になります。

選手起用に関する特殊ルール

DP(Designated Player)

DP(指名選手)とは打撃を専門に行う選手のこと
DPは先発時に採用することが必須。途中からDPを発生させることは不可
DPはいつでもFPの守備を兼ねることがきるし、その逆も可能
DPとFPが入れ替わって、DPが守備のみや、FPが打撃のみを行うことは不可
DPやFPも、一度試合から退いても他と同じように一度だけ再出場が可能
DPはFP以外の選手の守備を兼ねることが出来る。
DPが守備を兼ねた選手は打撃のみを継続する。但し兼務してのスタートは不可

FP(Flex Player)

DPのついた守備者のこと
守備を専門に行うFP(Flex Player)

OPO(Offensive Player Only)

打撃専門選手のこと
DPがFP以外のプレーヤーの守備を兼ねた場合にDPのついた守備者のこと
DPがその守備を兼ねている間(OPOの間)は打撃のみを行う

故意四球

敬遠する際に球審に申告することにより、投球することなく打者を歩かせることができる。
暴投と時間のスピードアップを図れる。

20秒ルール

投手は捕手から返球され保持してからや審判がプレイを宣言した後、20秒以内に投球しないと1ボールを取られる。
試合のスピードアップを図る。

投手投法

ウインドミル投法

ウインドミルは、風車のごとく腕を大きく1回転させ、その遠心力を利用して投げる。
体側線を通過し、大腿部にこすることでスナップを効かせ大きなスピードを得ることができる。
腕の回転は1回に制限されており、打者を幻惑させるために何回転も腕を回すことは禁止されている。

スリングショット投法

スリングショットは、学校の体育の授業でやってた形で時計の振り子のように腕を下から振り上げ、前方に振り戻して投げる投法。
変化球を投げるには不向きであり、速球を投げるための体重移動が難しい。

打者打法

スラップ

塁間の狭いソフトボールならではの打撃スタイル。
左打者がバッターボックス内でセーフティバントの構えをし、その後一塁方向へ体をひねりながら ボールとバットを強いインパクトで当て、
内野ゴロを作る(三塁手の頭越え)
バッターボックス内で打者はすでにスタートを切っているため、三塁手との捕球→早いスローイングと勝負になったりする。
セーフティ警戒の三塁手泣かせともいえる打法。高い動体視力と安定した下半身が打者に求められる。

セーフティバント

塁間の狭いソフトボールでは多用される攻撃方法のひとつ。
一・三塁手に悟られることなく意表をつく。
逆に前進してくる一・三塁手の動きを見越してコースを変えたりする。
自分が自らセーフになるべく、より俊足打者の場合は成功率が高い。

犠牲フライ

得点圏にランナーをおいた場合、外野フライを打ち上げタッチアップをしやすくする打撃方法。
ソフトボールでは、外野フライを上げてバックホームする際に、内野手が中継に入ると走者塁間が狭いため生還してしまう可能性が高くなる。
外野手も位置的に野球より本塁に近いポジションにいるため、微妙なタイミングになりクロスプレーになったりする。
外野へ高いフライをあげると、守備側はタッチアップを見越して捕球→返球姿勢に入りやすくなる。
外野へ低いフライをあげると、走者側はタッチアップもしくは落下(ヒット)の判断しづらくスタートが切りづらくなる。

右打ち

【おっつけ】【流し打ち】【右方向】
一般的な相手バッテリーの配球は外角になるかと思います。
右打ちはより球種を見極めることが出来、タイミング的により捕手が捕球する手前まで ミートをずらすことができます。
二塁にランナーがいる場合はセンターより右方向に打つことによって打球方向を確認しやすくなるのでスタートが切りやすく、本塁への到達確立がアップする

ダウンスイング

ダウンスイングとは、上から下へ向かってスイングをすること。
グリップの位置が右肩と左肩を結ぶラインより高い位置から始動する。 スピンがかかることによって速くて強い打球が打てる

レベルスイング

レベルスイングとは、スイング時に右肩と左肩を結んだラインと平行なスイング。
より一般的で打球がライナー性になりやすい一番多用されるスイング方法。
インパクト時に腰にねばりが出やすく、高飛球が期待できる。

アッパースイング

アッパースイングとは、下から上へ向かってスイングすること。 グリップの位置が右肩と左肩を結ぶラインより低い位置から始動する。
迫力のあるフォームで大飛球が期待できる反面、タイミングを外されるとポップフライ(単純な内野フライ)になりやすい。
カチあげる腕力が必要。打った後に肩がアゴに絡みつくイメージ。ゴルフスイングにも近いかも。

より飛距離を出すには

近年になり、バットの構造が大きく変化しています。
三重管構造・四重管構造・ウレタン巻き・カーボングラファイト・金属素材・・・
水泳競技が水着で左右されるように、ソフトボールもバットで左右される時代が来ました。
高反発性の高い素材が今注目されています。

たたきつけるバッティング

塁間の狭いソフトボールでは、内野安打の可能性をより高めるため ミートした後高いバウンドを引き起こすようたたきつけるスイングが効果的。
少しでも野手に捕球される前に一塁に駆け込むことによって安打の可能性が向上します。
極端なダウンスイングやバットを短く持ち、バットを振り下ろすイメージ

ソフトボール用バット

トップバランス

バット先端の近い位置に重心がある。
スイング時に遠心力を利用して打球を遠くへ飛ばすことに特化した長距離打者が好むバランスタイプ。

ミドルバランス

バット中間に重心があり、より飛距離を求めることよりは、振り切って早い打球や強い打球を打ちやすい。振り抜きやすいバランスタイプ。
バットが重いと感じたり、スイングした際にバットが波打つなどした場合に適している

カウンターバランス

手元に重心があり、コントロールしやすくアベレージヒッター(高い打率を求める)向き。
コントロールのしやすさは、バットを振り切るより当てること・内野のあいだをわざと抜きにかかるに特化している。

各カテゴリー別使用可能バットとは?

日本ではJSAマーク入りが義務付けられており(グリップ周辺に貼付)、審判は試合前に用具点検する場合があります。
3号ボール(中学生以上~大人)の場合:3号バット
2号ボール(小学校高学年)の場合:2号・1号バット
1号ボール(小学校低学年)の場合:2号・1号バット

走塁

スクイズ

三塁走者を少しでも得点に結びつけるために用いるバント攻撃
ソフトボールでは走者の離塁が禁止されているものの、塁間が短いため 細かいバウンドのバントをすることによって得点につながる。
サード・ファーストも極端な前進守備を引いてきた場合はその転がす位置によって成功度が変化する。

離塁

ソフトボールと野球の大きく異なる要件 走者はどの塁上においても投球する投手の手からボールが離れるまで塁を離れてはいけない。
離塁した場合は審判が即座にコールし、その後に起きてしまったプレーはボールデットになる。

ヒットエンドラン・ランエンドヒット

打者が打つことを前提に走者が走るのがヒットエンドランであり 走者が走ることを前提に打者は打つかどうかを決める作戦をランエンドヒットとしている。
いずれにしても併殺させない・走者のその先の進塁を目的に実行される。